裏見ヶ滝(中之郷裏見ヶ滝)
 滝の裏側を道と水路が通っているところから、裏見の滝と言われています。
 中之郷は安川と銚子の口という良い水源があり、この2つの水源から各集落まで、水路が造られました。そのため、江戸時代、中之郷には多くの田んぼがありました。田原集落では、10メートルもの長い樋を、三原川の上を渡してたんぼに水を引いていました。しかし、樋にする大木が確保できなくなり、山下平右衛門が滝の下の熔岩を切り開いて現在のように水路を造りました。