飲料缶回収機
 八丈島では、平成10年9月から、デポジット制度の試行が行われました。計画の段階では島内の全店が参加しての、ノンシール方式が検討されました。しかし、販売店すべてでの参加にならなかったために、協力店で販売するペットボトル等のみシールを貼るという、シール方式で2年間の試行となりました。その後、2回期間延長を行い、平成15年8月31日、試行を終了しました。
 、アルミやスチール、ペットボトル入り飲料を対象として、10円を上乗せし、回収後は、9円が消費者、1円が販売協力店に支払われました。
最終的には、デポジットは島内の約半分の販売店が参加し、80%以上の回収率となったにもかかわらず、失敗した理由は、費用年間約2千万円の半分の1千万円を、都からの補助金が必要であったため。コストと手間の点から考えると、全店が協力してノンシール方式でやっていたら成功していたかもしれません。
 はっきり言って、観光で飯を食う島なのに、ゴミ問題で、協力しようとしないようではダメ。観光地のゴミって意外に目立つってことがわかってないですよね。