牛捕仲間安全祈願の碑(三根護神)
 八丈にはもともと、牛を食べる習慣はありませんでした。牛は農耕用や運搬用として飼育されていましたが、廃牛になっても殺さないで八丈富士に捨てていたので、牛が増えてしまい、畑を荒らすなどの被害もあったようです。飢饉の時に牛を殺して食べたり、作業用の牛を捕ったり、農作物を荒らす牛を減らすために牛を捕まえるのですが、これを牛捕りといいます。