先史時代
- 八丈島の先史時代を分類し、特徴をまとめると、次のとおりになります。
- 第1期
- 湯浜遺跡(7,000〜5,000年前)
- 厚手の無文土器、小型打製石器、磨製石斧、石皿など
- 2軒の竪穴式住居跡
- どこから渡来したかは特定されていない
- 本土の影響もみられる
- 第2期
- 倉輪遺跡(5,500〜5,000年前)
- 本土の縄文土器と石鏃、磨製石斧、打製石斧、骨角器、住居跡
- 人骨
- 南関東、近畿、中部地方の縄文人の影響
- 第3期
- 供養橋、孫兵衛遺跡(年代不詳)
- 円筒片刃石斧に特徴がある
- 琉球(黒潮の道)や、マリアナ地域(太平洋の道)の影響
- 第4期
- 八重根遺跡(1,700〜1,200年前)
- 厚手無文平底の鉢形土器
- 本土の弥生土器、土師器もある
- 伊豆〜神奈川県の弥生時代、古墳時代の影響
- 先史〜奈良時代、平安時代までの間
- 八重根遺跡、火の潟遺跡
- 伊豆地方、伊勢・志摩地方の影響