ヤブニッケイ(クスノキ科)
 藪にあるニッケイの意味です。ニッケイとは「ニッキ」のこと、つまりシナモン。ニッケイは、樹皮を桂皮といって、発汗、解熱、鎮痛などの漢方薬として使われますが、このヤブニッケイも薬として使えるそうです。種子から香油をとることもできますが、香りはニッケイに劣ります。
 関東以南に生育しています。八丈島では5、6月頃に花が咲きます。