ツユクサ(ツユクサ科)
 日本中に生育しています。八丈島では5月頃から咲き始めます。
 朝最多花が昼にはしぼんでしまうため、朝露を連想させることからツユクサ(露草)と名付けられたと言われています。また、古名の月草(つきくさ)が転じてツユクサになったとする説もあります。花の形から、帽子花、蛍草という別名もあります。
 若い葉は食べることができます。全草を乾燥させて、下痢や解熱の薬にもなります。
 また、花からアントシアニン系の色素が取れますが、この青色は退色しやすいため、染め物の下絵を描くのに使われます。