トゲナシサルトリイバラ(ユリ科)
 つる性で雌雄異株の落葉樹です。雄花には雄しべが6本、雌花には仮雄しべ6本+花柱3本があります。花は4月頃に咲きますが地味で、ユリ科には見えないですね。実は赤く目立ちます。
 サルトリイバラは、猿も捕らえるようなとげがあるという意味です。しかし、このトゲナシサルトリイバラはその名のとおり、とげがありません。ちなみに、八丈島には猿もいませんけど・・・。
 八丈島では、サンキライまたはツクメフジと言います。サンキライは、別の地域でも使うみたいです。