シロツメグサ(マメ科)
 シロツメクサは、白詰草と書きます。これは、オランダからガラスの器を運ぶときに使う緩衝材としてシロツメクサを乾燥させたものを使ったことに由来するためです。
 別名をクローバーで、四つ葉のクローバーは、幸福を呼ぶと言われているのは有名ですね。これは、三つ葉と較べると少ないからというのもありますが、形が十字架に似ているからでしょう。葉っぱの数はその他にも発見されていますが、2002年の岩手県花巻市矢沢で発見された19枚が最高枚です。ちなみに、四つ葉のクローバーが発見されるのは、日光のあたらない場所で、二酸化炭素が少ないことが条件と言われます。光合成ができない→でんぷんが不足する→光合成をしようとして葉を増やす・・・というわけです。
 昔は稲を植える前の田で咲いていましたが、マメ科は土壌を改良するから・・・根粒菌の話は、学生のときに勉強したはずですね。でも、化学肥料が発達したために、あまり見なくなりました。