ラセイタソウ(イラクサ科)
 北海道南部から紀伊半島までの太平洋岸に分布している多年草で、主として海岸の岩場、崖地などに生育しています。花期は夏です。
 八丈島では山でも見ますが、他のイラクサ科の植物との中間と思われるものもあります。
 葉は対生で、表面のシワのような模様が特徴です。ラセイタソウの名前は、この葉が、ポルトガルの毛織物であるラセイタに似ていることに由来します。