オニタビラコ(キク科)
 タビラコ(田平子)の類のうち、大きいことから名前がつきました。タビラコは、ロゼットが田んぼに平たく広がる様からついたとされています。ロゼットというのは、葉っぱが地面くっついて、しかも放射状に広がっているものを言います。
 キク科の植物は食べられるものが多いのですが、これも葉っぱをおひたしなどにして食べることができます。茎や根も食べられるそうです。
 食べ物によるじんましん、湿疹の薬として使うこともあります。
 八丈島は、田んぼがあまりないのですが、オニタビラコはたくさん生育しています。4月になると、道の脇など、いたるところで咲いています。