ナンバンギセル(ハマウツボ科)
 キセルに似ていることから、ナンバンギセル(南蛮煙管)という名前がつきました。また、花が首を垂れて物思いにふけっている様な姿をから、万葉集に「思ひ草」という名で書かれています。
 葉はなく、葉緑素ももたず、主にススキなどのイネ科の植物に寄生します。他の植物にも寄生することがあって、例えば、サトウキビ畑に被害を与えることもあります。
 9月頃、鉢巻道路の八丈富士登山口から頂上までの間で咲きます。
 また、煎じて、強壮、鎮痛、消炎などに用いることがあります。