クズ(マメ科)
 つる性で葉が大きく、荒れ地によく咲いています。このつるで、カゴなどを作ったり、農作業に使ったりしていました。刈り取りをしなくなってしまった現在では、繁殖力が強く、繁茂しすぎてしまうために有害植物といわれてしまうこともあります。根からは、葛粉がとれ、お菓子などに利用されますし、漢方薬の葛根湯(かっこんとう)になります。夏から秋に花が咲き、グレープフルーツの香りがします。花は二日酔いの薬ともいわれます。