イワタイゲキ(トウダイグサ科)
 日本の関東から西、台湾と朝鮮半島南部の海岸の崖地に生えます。さかずき状の花序が密集するのが、トウダイグサの特徴です。黄色い部分は包葉で、本当の花は小さくて目立たちません。なんともいえない形がいいですね。葉、茎を傷つけると、白い汁が出ます。
 タイゲキというのは、漢方薬の世界でトウダイグサの仲間を指します。生育場所に特徴があるものが多く、岩場に咲くのがイワタイゲキです。