ヘクソカズラ(アカネ科)
 全国の山にも平野にも生えているつる性の植物で、8月頃に咲きます。
 あまりにもかわいそうな名前ですが、これは草の汁が臭いため。草刈りのときには気をつけましょう。地域によって別の名前がありますが、みんな臭そうな名前です。万葉集にも、尿葛(クソカズラ)という名前で登場してます。
 また、別名をヤイトバナと言いますが、ヤイトとはお灸のことで、これは花の形から。花を伏せると、お灸みたい?赤い部分が火の部分ですね。
 サオトメバナ(早乙女花)ともいいます。花の形が笠をかぶった乙女の姿に似ているということらしいです。
 ヘクソカズラの実は、しもやけ、あかぎれの薬です。